2025/10/06

1.なぜ人は叱ってしまうのか?


 なぜ人間は自分の子供や他の人を叱ってしまうのだろうか?その理由は、叱るという行為が、相手の行動を変えるということに対して非常に強い力を発揮してしまうからだ。この強力な効果のことをNegativity Bias(ネガティビティ・バイアス)という。例えば、1万円もらえるというポジティブな出来事と、1万円失うというネガティブな出来事があったとする。同じ1万円という金額なのだから、感情への影響の強さは同じように思う(嬉しい・悲しいという感情のタイプは別として)。しかし、実際には1万円失うというネガティブな出来事の方が、1万円もらえるというポジティブな出来事よりもより大きな感情を発生させるということがわかっている。このようにネガティブな出来事の方が強い効力を発揮することをNegativity Biasという。


 fMRIという脳の活動を「見える化」する装置を用いた私たちの実験でも、叱るといったネガティブな刺激は、脳の情動中枢(これを扁桃体という)をより強くそして早く活動させることが示されている。一方で、褒めるというポジティブな刺激は、弱くしかもゆっくりと情動中枢を活性化させることがわかった。このように、叱るというネガティブな情報は、人間の情動中枢を強くそして早く活性化させ、そして不快な出来事を回避させるという行動をとらせることになる。つまり、叱られれば不快になるので、叱られないように行動をすぐに変えていくことになる。


 この叱りによるNegativity Biasの力を私たちは日常の中で知らず知らずのうちに体験してしまい、ついには「叱って人を動かす」ことが効果的であるということを学習してしまう。なぜなら、叱って相手の行動を変えることができると脳内にドーパミンが放出され、成功体験=快感として脳内に刻まれる。すなわち覚醒剤と同じ働きが発生することになる。そして「叱らずにはいられなくなる」という「叱り中毒(叱り依存)」が発生することになってしまう。このNegativity Biasが今日問題になっている暴力的指導やパワハラの基本的な脳内のメカニズムになっている。



2.叱りが生む「セリグマンの犬」

 叱りは、Negativity Biasという強力な暗黒の力(まさにSTAR WARSのダースベイダーのように)を持っている。その力によって、叱られる方は死に物狂いで叱られないように行動を変えてくる。結果として、叱られる方の人間のパフォーマンス(競技成績や学校の成績など)がある程度上がってくる。叱る側の人間はそれを見て「叱ればパフォーマンスがあがる」ことに快感を感じ、さらに叱るという「叱りの無限ループ」に陥ることになる。


 では叱られ続ける人間の方はどうなるのだろうか?その答えは「セリグマンの実験」が参考になる。セリグマンという研究者は、犬を動けないように拘束し電気刺激(=叱り)を与え続けるという実験を行った(今では倫理的に問題になりとても行える実験ではない)。最初の段階では、犬は電気刺激を回避するために逃げようともがくが、それでも電気刺激を与え続けると、やがて無気力になり電気刺激に対して何も回避行動を取らなくなる。そしてただひたすら無抵抗に電気刺激を受け続けるようになる。さらに、拘束を解いて逃げることができるようになっても、逃げようとせず無気力に電気刺激を受け続けてしまうようになってしまう。これは、犬が「自分は無力である」ということを学習し、この「学習性無力感」によって無気力な状態になってしまうためだと考えられている。


 叱るという行為は、その暗黒のパワー(Negativity Bias)により、素早く行動を変化させる。しかし、叱るという行為を多用すると叱られた方は「セリグマンの犬」になってしまい、無気力な状態に陥ってしまう。つまり、今でいう「うつ病」の状態になるということになる。叱ることは、簡単に相手の行動を変えられる。しかし、確実にやる気を奪っていき、無気力なセリグマンの犬を育てていくことになる。


 この話をあるスポーツ種目の指導者講習会でした後に、受講者の感想に書いてあったコメントが今でも忘れられない。「私はセリグマンの犬でした。」


1. Why Do People Scold Others? –Brain Mechanism of Scolding Addiction–

Why do human beings scold their children or other people? The reason is that the act of scolding exerts a remarkably strong influence on changing another person’s behavior. This powerful effect is known as the Negativity Bias.

For example, imagine two situations: one in which you receive 100 dollars and another in which you lose 100 dollars. Since the amount of money is the same, one might assume that the emotional impact should also be equal (though the emotions themselves—joy vs. sadness—differ in quality). In reality, however, the negative event of losing 100 dollars produces a much stronger emotional response than the positive event of receiving 100 dollars. This tendency for negative events to have a greater psychological impact than positive ones is called the Negativity Bias.


In our experiments using fMRI, a device that makes brain activity “visible,” we found that negative stimuli such as scolding activate the brain’s emotional center—the amygdala—more strongly and more rapidly. In contrast, positive stimuli such as praise activate the amygdala only weakly and slowly. Thus, negative information such as scolding activates the emotional center quickly and powerfully, prompting behavior to avoid unpleasant experiences. In other words, because being scolded feels unpleasant, people immediately change their behavior to avoid being scolded again.


Through repeated exposure to the powerful effects of this Negativity Bias in everyday life, people unconsciously learn that “scolding others to make them move” is an effective way to change behavior. When a person succeeds in changing someone’s behavior through scolding, dopamine is released in the brain, producing a sense of success or pleasure. This neural mechanism functions in a way similar to that of addictive drugs, reinforcing the behavior. As a result, the person becomes unable to stop scolding—developing what can be called “scolding addiction.”


This Negativity Bias forms the fundamental neural mechanism underlying today’s issues of violent coaching and power harassment.


2. The “Seligman’s Dog” Created by Scolding

Scolding possesses a dark and powerful force—like Darth Vader in Star Wars—because of the Negativity Bias. Driven by this force, those who are scolded desperately try to change their behavior to avoid being scolded again. As a result, the performance of the scolded individual (such as athletic or academic performance) may temporarily improve. Observing this, the person who scolds experiences pleasure in seeing performance increase, becomes convinced that “scolding raises performance,” and falls into an endless loop of scolding.


But what happens to those who are continually scolded? The answer can be found in the classic experiment by Martin Seligman. In this study—an experiment that would now be considered unethical—dogs were restrained so they could not move and were repeatedly given electric shocks (a metaphor for “scolding”). At first, the dogs struggled frantically to escape the shocks. But as the shocks continued, they eventually became apathetic and stopped trying to avoid them. Even after the restraints were removed and they could escape, they did not try to flee, remaining passive and accepting the shocks.


Seligman concluded that the dogs had learned helplessness—they had learned that they were powerless, and as a result, became completely passive.

Scolding, driven by the dark power of Negativity Bias, can quickly change behavior. However, when used excessively, it transforms the person being scolded into “Seligman’s dog,” producing a state of helplessness and apathy—essentially, what we now call depression. Scolding may be an easy way to change someone’s behavior, but it inevitably erodes motivation and cultivates helpless, unmotivated “Seligman’s dogs.”


After I presented this story at a coaching seminar for sports instructors, one participant wrote a comment that I have never forgotten:

“I was Seligman’s dog.”


 

2025/06/09

学会でオーストラリアに行くことになり、ETAの取得が必要になる。

専用のAustralian ETAアプリをダウンロードし、手続を進めるが、顔の撮影で完全にとまる。ネットで検索すると、非常に多くの方々がトラブルに遭っていることがわかる。

(1)トラブル1:パスポートをスキャンするところでトラブル(パスポートとiPhoneを重ね合わせデータを読み取る)

(2)トラブル2:自分の顔写真をとる(枠内に正しく入ると枠が緑色になり、自動的に写真が撮られる)


 私が体験したトラブルは、(2)の顔写真。

(1)については、パスポートの撮影のさいに周囲が明るすぎて、パスポートの一部が反射していると、パスポートと携帯を接触させてデータの読み込みでエラーが出る。パスポートの撮影は、少し暗いところで反射しないようにして撮影すると、スキャンしたデータと写真の内容が一致するのでエラーが出なくなる。パスポートと携帯の接触は、パスポートの裏の下部のところに携帯の上の部分がくるように少し携帯を下にずらして重ねるとうまくいった。


(2)ここでは数日を要する場合があるので、オーストラリア出発の2週間前にはこの作業を開始しておく

 わかったこと

・携帯を動かしたときに瞬間的にOK(枠が緑)になり撮影され、それで次に進めたという情報は最新版ではあてはまらない(クオリティーが低いのでやり直しメッセージがでる)。

・髪をあげて枠内ギリギリに顔を近づけての撮影もやってみたが私の場合にはうまくいかなかった。

・別の携帯でやると撮影できた。その際、明るい日光がよくあたる部屋で顔に影ができないようにする。顔に影ができないのは重要なことかもしれない。夜の撮影はうまく行かないと思った方がよいかもしれない。日光が必要。

・目線は枠内の自分の顔を見るのではなく、iPhoneのカメラ(私の場合はインカメラの緑の小さいランプが点灯しているところを見た)を見る。

・目を少し大きめに開けた(目を検知してる?)。

・カメラを思ったよりも近づけて枠一杯にする。Move Camera Upと出たらいい感じ。カメラを上に上げ、顔をCenterにという表示が出るので、目を大きく開け、iPhoneのカメラ(緑の点)を見たら撮影された。

・しかし、クオリティーが低いというメッセージ。ただし、今までと違ったのは、メッセージ下の右側のボタンが「ビデオを見る」ではなく、コンタクトを取るという主旨のボタンに変わっている。そのボタンをおして、とりあえず、メールを送る。そうすると、あなたのデータを処理しているというメールが届く。

・これで心に余裕ができたので、「カメラを思ったよりも近づけて枠一杯にする。Move Camera Upと出たらいい感じ。カメラを上に上げ、顔をCenterにという表示が出るので、目を大きく開け、iPhoneのカメラ(緑の点)を見たら撮影された。」を繰り返す。

・なんどか、目の大きさを調整しながら、撮影・キャンセルを繰り返すうちに、撮影がパスし、次のステップに進むことができた。このあと、宿泊先情報、カード情報が必要になるので、慌てずに正確に対応する。


 もう一度やってうまく行く自信はこれっぽっちもないが以下のことに挑戦するはず

・携帯をもう一台確保する(申請は別の人の携帯でOK。入力するメールアドレスを自分のアドレスにする)。

・顔の撮影は、日光があたる(でも影はできない)明るいところで、パスポートの撮影は少し暗いところで。

・顔の撮影で「Move camera up」が出ると良い兆し。そこから目を少し大きく開け、画面ではなく携帯のカメラを見る。


 それでもうまく行かない場合には、このアプリを起動したときに、右下の所にHelpやコンタクト先が書いてあるのでそこと連絡をとる。


 いずれにせよ、出発直前ではなく、2週間前にやる。

 これを読んでる人が出発前日でないことを祈ります。


 <2025.6.10>

 Contactをとったら返事が来たので掲載します。

Dear Sender,

Thank you for your enquiry.

Please ensure that when scanning the passport that there is no glare on the passport photo as this can affect the comparison with the “selfie” photo. (パスポートを撮るときに反射してないことが重要。セルフィー(自分の顔の撮影)と比較するため。)

If at all possible, please try to ensure that you get a chip read of the passport as this is the best possible passport photo image.

It is important that the passport can be scanned successfully as the face capture photo is compared to the scanned image. (パスポートの顔とスキャンした顔を比較しているらしい。10年前の顔と比べられるのはきつい。今回、目を大きく開けたのは、パスポートの顔の目がいまよりも大きく開いていたから。これがよかったのかも。顔や服をパスポートの顔とあわせるといいのかも。)

When scanning the passports electronic chip, please ensure that the passport is open and your phone is in a position similar to that shown in the photo below. (パスポートを開いてスキャンしろとある:下図参照)

When taking the “selfie” please ensure that you stand in front of a plain background and the lighting is good without any glare or reflections.

(光が十分に当たって反射していないことが重要とのこと)


Some customers report success in taking the “Selfie” in front of their bathroom mirror, as the lighting is usually optimal in this location.

(洗面所の鏡の前に立ってやると光が十分に当たって成功したという報告があるとのこと。それなら、携帯のライトをオンにして顔を照らしながら、フロントカメラから他の人に撮ってもらってもうまくいくかも。もしくは、電気スタンドを顔の前に立てて、しっかりと顔に光をあてるとか。ただし、反射しないように。)


If there is a medical condition that is preventing you from capturing a live photo, please forward a copy of your passport photo page with a brief description (including medical evidence) of why you may be having difficulty capturing your live photo.

(もし医療的な状況が原因で変わったのなら、コンタクトを取れとのこと。とにかく何度かチャレンジして「Conact」のボタンが表示されるとあとは交渉次第でなんとかなるかも。)


If you are unable to provide medical evidence, you may need to consider an alternative visa option. Please visit the “Find a visa” page on the department’s website: https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-finder.

 最後どうしようもなければ、ビザを取れということらしい。

 

2025/04/26

心と体の関係を調べる研究をしていると、なんとなく「やる気」とは何なのかが見えてくる(と勝手に思っているだけかもしれない)。


 私たちの研究は、脳の島皮質(とうひしつ)を研究している。この島皮質は、体(末梢)から迷走神経などを通して、体の状態をモニターし、それを「感情」に変換する働きを持っている。例えば、寝不足でからだが動かないときには、「眠たい、疲れた」という感情を発生させ、やる気を低下させ、体を休めようとする。つまり、生命を守るために、やる気を低下させ、休みを取らせ、体の疲れをとるようにしようとさせる。


脳の島皮質は、体からの情報を感情に変化させるだけでなく、

(1)脳のON状態とOFF状態を切り替える役目

(2)脳の情報の流れをコントロールするGateKeeperの役目

を持っているとされている(MenonやUddinのグループの研究によるTriple Network Theory)。これらの役目に、「身体の状態をモニタし、感情に変換する」という役目もある事を考えると、島皮質は、

 「体の状態をモニターし、調子が良いときには脳をON状態にし、脳の情報の流れをスムーズにする。体の調子が悪いときには、脳の状態をOFF状態にし、脳の情報の流れを少なくする。」

 という「種の保存(命を守る)」や「恒常性維持」のための機能があるのではないかと考える。島皮質の活動が不調になり、ずっとOFF状態が続くとうつ病になり、逆に、ずっとON状態が続くと「見えないものが見えてくる(幻視)」、「聞こえないものが聞こえてくる(幻聴)」といった統合失調状態になるとされている(MenonやUddinのレビュー)。


 このようなことを考えると、結局、体の状態が心の状態に大きな影響を与えるということになる。良い運動、良い食事、良い睡眠が体の調子を整え、島皮質がその状態をモニターし、「今日は調子いいぞ」と意識化させ、脳を活性化させる。昔、小学校の頃の昭和の時代に「健全な魂は、健全な肉体に宿る」と言われて、「なに戦前みたいな事を言っちょるんか?今は戦後じゃろうが。」と思っていたが、体を整えることはどうも心にとってすごく大切なようだ。


 ランニングをすると布団に入ってすぐに眠れる。オジさんなのに10時間以上眠れるが、腰が痛くなって残念ながら起きてしまう。ランニングをするとオジさんなのに空腹でお腹がなる(オジさんなので人に聞かれてもで恥ずかしくはない)。サプリは成分を調べると色々な副作用があるので、ビタミン剤だけにして、普通の食事から必要な栄養素をとるようにしている。プロテインはやめて、豆乳を投入してる(豆乳投入は某メーカのパッケージに書いてあった)。運動を軸にすると、良い食事、良い睡眠につながるように思う。



 島皮質の研究をしているもうひとつ島皮質がよく反応するものに出会う。それが「報酬」。報酬研究は昔からあるが、すごく頭の良い人たちが行っている印象があったので(線条体や報酬確率やら色々数式が出てくるので「こりゃ数学で共通一次を失敗した俺には無理だ」と思った)、報酬には手を出すつもりはなかったが、快・不快の研究を始めたときに、快として報酬を与えたら大きな反応が脳波(SPN)に出た。それがきっかけで、報酬条件の実験に加えるようになった。


 ある時私が尊敬する名古屋大学の有名な脳研究の先生が「学生を指導するとき、叱る割合は、褒めるのが10回に対して、叱るのが1回」と言うのを聞いて「この先生すごいな」と思った。ちょうど、罰と報酬の扁桃体への影響を調べているときで、罰に対して扁桃体は早く・強く反応するけど、報酬による反応はゆっくりと遅くなっていた(Yoshida, Kotani et all., NeuroReport

)。いわゆるNegativity Biasで、褒めるよりも叱る方が強い効果があるという結果と一致していたので、さすがこの先生は違うなと思った。

 最後は、「叱るな、褒めろ、コミットさせろ」にたどり着いたが、褒めること、「結果ではなく努力した=コミットしたプロセスを褒めること」は本当に重要なんだなと思う。「結果がすべて」は、「やる気の喪失」への近道だと思う。

 また昭和に戻るけど、「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらないと、人は動かないよ」という主旨のことを言った昭和の有名人がいたけど、私の研究結果からみと正しいように感じる(また、戦前で残念だけど)。


 ちなみに、小さな子供の頃は歩いたり走ったりお使いに行ったりするだけで、周囲のおじちゃんおばちゃんがたくさん褒めてくれたけど、オジさんになるとさすがに誰も褒めてくれない。なので、自分で自分を褒めるようにしてる。


 島皮質研究からわかったことは、心の健康=やる気を保つためには、「良い運動、良い食事、良い睡眠、そして自分を自分で褒める」ことということになるのかもしれない。


 最近、研究室の学生にお小言を言ったら、「先生、うちの研究室の方針は、「叱るな、褒めろ、コミットさせろ」でしょ!」と素敵な笑顔で返された。


 「素晴らしい! そんな切り返しができるようになったなんて、素晴らしすぎる! さすが我が小谷研の学生!」と感動した。


 


 

 

2025/04/16

AppleストアでのApple製品購入時の注意

・古い製品を下取りに出すときの注意事項

・新製品を購入後に下取りを申し込むと、サイトにアクセスし、免許証等の撮影を求められる。

・まずは、表面の撮影、次が厚みの確認のための斜めからの撮影、最後が裏面の撮影。

・しかし、厚みの撮影がうまくいかないと「不正」とシステム上で判定されて、下取りがキャンセルされる。特に指が映っているなど、角度や明るさの問題で厚みが確認できないなど、撮影条件がが悪いと判定されると(要は運が悪いと)不正と判定される。

・撮影時にサイトの方でちゃんと認識していると判定されて、集配の日を決定しても、その後送られたシステムでうまく認識されないと「不正」になる。

・何が悪いのかわからないまま、「下取りがキャンセルされました」というメールが届く。

・何がわるいのかもわからないので、3回チャレンジして、うまくいったと思っても、3回「不正」とされると下取りはもう2度とされない。いくらAppleStoreにお願いしても、人間が関与できないシステムになっているので、変更はできない。

・「下取りします」というAppleStoreの言葉には「斜めの壁」のリスクがあることを認識する。


 世の中に不正をする人がいるので、厳しい不正防止策がとられると、まじめな普通の人々が損をするという世間ではよくある話。

2025/04/03

<いつも毎年忘れて同じ所で苦労してしまう来年4月の自分へのメモ>

Webからダウンロードしたアプリが実行できない。

アプリのアイコンを右クリックで「開く」。

システム設定を起動、「プライバシーとセキュリティー」をクリック、下の方にブロックされたアプリが表示されているので、「このまま開く」をクリック。さらに出てきたウインドウで、「このまま開く」 を選択。

その他メモ(あるアプリについて)

 サイトをよく読むとダウンロードのリンクがある。ダウンロードしたインストーラー(?)をダブルクリック、でも何も起こらない。

 しかし、デスクトップを見ると、「installer」というドライブができており、その中にアプリがある。あとは、それをアプリケーションに移動(コピー)し、上記の手続を行う。ここで2年連続、引っかかったおバカな自分。来年は多分このメモを書いたことすら忘れていると思う。


 ちなみに、上記の方法は推奨されない方法なので、あくまでも自己責任で行う。本当に安全なものしか行わない。あまり影響のない使わないMacで行う。これを心に刻むこと。

 

 SPMでこの方法ができるということはなさそう。

  CS2ゴガクには使えそう。