Australian ETA 出発2週間前にやる オーストラリア ETA

2025/06/09

学会でオーストラリアに行くことになり、ETAの取得が必要になる。

専用のAustralian ETAアプリをダウンロードし、手続を進めるが、顔の撮影で完全にとまる。ネットで検索すると、非常に多くの方々がトラブルに遭っていることがわかる。

(1)トラブル1:パスポートをスキャンするところでトラブル(パスポートとiPhoneを重ね合わせデータを読み取る)

(2)トラブル2:自分の顔写真をとる(枠内に正しく入ると枠が緑色になり、自動的に写真が撮られる)


 私が体験したトラブルは、(2)の顔写真。

(1)については、パスポートの撮影のさいに周囲が明るすぎて、パスポートの一部が反射していると、パスポートと携帯を接触させてデータの読み込みでエラーが出る。パスポートの撮影は、少し暗いところで反射しないようにして撮影すると、スキャンしたデータと写真の内容が一致するのでエラーが出なくなる。パスポートと携帯の接触は、パスポートの裏の下部のところに携帯の上の部分がくるように少し携帯を下にずらして重ねるとうまくいった。


(2)ここでは数日を要する場合があるので、オーストラリア出発の2週間前にはこの作業を開始しておく

 わかったこと

・携帯を動かしたときに瞬間的にOK(枠が緑)になり撮影され、それで次に進めたという情報は最新版ではあてはまらない(クオリティーが低いのでやり直しメッセージがでる)。

・髪をあげて枠内ギリギリに顔を近づけての撮影もやってみたが私の場合にはうまくいかなかった。

・別の携帯でやると撮影できた。その際、明るい日光がよくあたる部屋で顔に影ができないようにする。顔に影ができないのは重要なことかもしれない。夜の撮影はうまく行かないと思った方がよいかもしれない。日光が必要。

・目線は枠内の自分の顔を見るのではなく、iPhoneのカメラ(私の場合はインカメラの緑の小さいランプが点灯しているところを見た)を見る。

・目を少し大きめに開けた(目を検知してる?)。

・カメラを思ったよりも近づけて枠一杯にする。Move Camera Upと出たらいい感じ。カメラを上に上げ、顔をCenterにという表示が出るので、目を大きく開け、iPhoneのカメラ(緑の点)を見たら撮影された。

・しかし、クオリティーが低いというメッセージ。ただし、今までと違ったのは、メッセージ下の右側のボタンが「ビデオを見る」ではなく、コンタクトを取るという主旨のボタンに変わっている。そのボタンをおして、とりあえず、メールを送る。そうすると、あなたのデータを処理しているというメールが届く。

・これで心に余裕ができたので、「カメラを思ったよりも近づけて枠一杯にする。Move Camera Upと出たらいい感じ。カメラを上に上げ、顔をCenterにという表示が出るので、目を大きく開け、iPhoneのカメラ(緑の点)を見たら撮影された。」を繰り返す。

・なんどか、目の大きさを調整しながら、撮影・キャンセルを繰り返すうちに、撮影がパスし、次のステップに進むことができた。このあと、宿泊先情報、カード情報が必要になるので、慌てずに正確に対応する。


 もう一度やってうまく行く自信はこれっぽっちもないが以下のことに挑戦するはず

・携帯をもう一台確保する(申請は別の人の携帯でOK。入力するメールアドレスを自分のアドレスにする)。

・顔の撮影は、日光があたる(でも影はできない)明るいところで、パスポートの撮影は少し暗いところで。

・顔の撮影で「Move camera up」が出ると良い兆し。そこから目を少し大きく開け、画面ではなく携帯のカメラを見る。


 それでもうまく行かない場合には、このアプリを起動したときに、右下の所にHelpやコンタクト先が書いてあるのでそこと連絡をとる。


 いずれにせよ、出発直前ではなく、2週間前にやる。

 これを読んでる人が出発前日でないことを祈ります。


 <2025.6.10>

 Contactをとったら返事が来たので掲載します。

Dear Sender,

Thank you for your enquiry.

Please ensure that when scanning the passport that there is no glare on the passport photo as this can affect the comparison with the “selfie” photo. (パスポートを撮るときに反射してないことが重要。セルフィー(自分の顔の撮影)と比較するため。)

If at all possible, please try to ensure that you get a chip read of the passport as this is the best possible passport photo image.

It is important that the passport can be scanned successfully as the face capture photo is compared to the scanned image. (パスポートの顔とスキャンした顔を比較しているらしい。10年前の顔と比べられるのはきつい。今回、目を大きく開けたのは、パスポートの顔の目がいまよりも大きく開いていたから。これがよかったのかも。顔や服をパスポートの顔とあわせるといいのかも。)

When scanning the passports electronic chip, please ensure that the passport is open and your phone is in a position similar to that shown in the photo below. (パスポートを開いてスキャンしろとある:下図参照)

When taking the “selfie” please ensure that you stand in front of a plain background and the lighting is good without any glare or reflections.

光が十分に当たって反射していないことが重要とのこと)


Some customers report success in taking the “Selfie” in front of their bathroom mirror, as the lighting is usually optimal in this location.

洗面所の鏡の前に立ってやると光が十分に当たって成功したという報告があるとのこと。それなら、携帯のライトをオンにして顔を照らしながら、フロントカメラから他の人に撮ってもらってもうまくいくかも。もしくは、電気スタンドを顔の前に立てて、しっかりと顔に光をあてるとか。ただし、反射しないように。)


If there is a medical condition that is preventing you from capturing a live photo, please forward a copy of your passport photo page with a brief description (including medical evidence) of why you may be having difficulty capturing your live photo.

もし医療的な状況が原因で変わったのなら、コンタクトを取れとのこと。とにかく何度かチャレンジして「Conact」のボタンが表示されるとあとは交渉次第でなんとかなるかも。)


If you are unable to provide medical evidence, you may need to consider an alternative visa option. Please visit the “Find a visa” page on the department’s website: https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-finder.

 最後どうしようもなければ、ビザを取れということらしい。